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実名登録制であるFacebookの利用法と注意点について

Facebookとは、全世界で最も知名度が高く、利用しているユーザーの数も圧倒的に多いSNSです。
SNSとは、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の略で、Web上でユーザー同士が交流を行うサービスサイトを意味します。
Facebookがなぜ世界最大級のSNSになり得たのか、その理由や、Facebookならではの特徴について見ていきたいと思います。

Contents

実名登録制である

Facebookが成功を収めた理由の一つに、原則として実名での登録が義務付けられているということが挙げられるでしょう。
そして、この実名登録は、Facebook最大の特徴でもあります。

皆が本名で登録しているため、他のSNSより各段に友人や知り合いを発見しやすくなっています。また、入力は任意となりますが、出身地や現在住んでいる都道府県、出身校や勤務先などの項目を記載する欄もあるため、学生時代の同級生や、仕事で関わりのある人物なども見つけやすく、たくさんの人と交流を深めることが出来るでしょう。

現実社会の友人、知り合いとの交流に適している

実名登録制であるがゆえに、Web上やSNS内のみでの友人関係を広げていくのではなく、現実社会でもお互いに知っている人たちとより深く交流をしていくのがFacebookです。
そういった意味では、Facebookは狭い範囲での人間関係の繋がりを強固にするという部分に特化したSNSとも考えられるかもしれません。

日本のみならず、世界中の人が利用している

もともとアメリカで生まれたFacebookですが、現在では全世界に広がり、多くの人々が利用しています。
日本では匿名性のSNSが主流でしたが、それらに取って代わり、現在ではFacebookが最も活発なSNSとなっています(2017年2月現在)。
全世界にユーザーがいるということは、海外の友人ともFacebookでコミュニケーションが取れるということです。これは、日本発のSNSでは難しかったことであり、Facebookならではの利点と言えるでしょう。

みんなに一斉に現在の様子を伝えることが出来る

例えば、大きな震災があったとします。
友人一人一人に無事を伝えたいですが、非常時ということもあり、友達や知り合い全員に個別に連絡するのはとても困難です。そんな時も、1回の投稿でみんなに無事を知らせることが出来るFacebookはとても役に立ちます。

情報ツールとしての利用法

様々な企業がFacebookの公式ページを持っており、多くの芸能人や著名人もFacebookを利用しています。それら企業や芸能人の多くとは、いわゆる「友人になる」ことは出来ませんが、フォローすることで、その企業や芸能人が発信する最新情報を得ることが出来ます。このように、情報を得るツールとしての使い方もあります。

いいね!ボタン

Facebookには「いいね!」というボタンがあり、友人の投稿に対し、コメントを残さなくとも、「読んでいるよ!」「よかったね!」、という意味の感想を、ボタン一つ押すことで気軽に伝えることが出来ます。
忙しくてコメントを残せない時や、コメントを書くのは何だか苦手・・・、という人にとって便利な機能であると言えます。

就職活動にも利用できる

企業によっては、Facebookに新卒採用情報専門の公式ページがあるため、フォローすることで新卒採用に関する様々な情報を得ることが出来ます。また、就職活動する友人同士で情報を交換しあうなどの使い方もあります。Facebookを上手く利用して就職活動を有利に進めていきましょう。

Facebookの注意点

Facebookは、ユーザー登録すれば、特に難しいことも無く誰でも簡単に利用できますが、プライバシーの設定などは自分で理解して行わなければいけません。
Facebookの自分のページや投稿は、公開範囲を「公開」「友人まで公開」などの選択枝から選んだり、細かくカスタムすることも出来ますが、「昔の友人に見つけてもらいやすくなるかも!?」と、公開範囲を「公開」に設定すると、それは全世界にあなたの個人情報を公開しているということになると認識しておきましょう。

Facebookは主に自分の近況を伝えるものなので、その設定のまま投稿を続けていると、個人情報が見知らぬ人にまで丸見え、ということになりかねません。
最悪の場合、ストーカーの被害にあったりする可能性もあるため、プライバシーの設定について十分理解し、公開範囲は出来れば「友人まで」にした方が良いでしょう。

終わりに

Facebookは、実名登録制であるため、連絡先が変わってしまった学生時代の友人と再びコンタクトが取れたりなど、良い面がたくさんある一方、個人情報が漏洩しやすいというデメリットも潜んでいます。
公開範囲の設定をしっかり行い、セキュリティ対策をした上で交流を楽しみましょう。