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2ch.netと2ch.scの削除請求の違いとは?

誹謗中傷する書き込みが絶えない2chですが、この掲示板は2014年に創設者である西村博之氏が管理人から解任されたことを受け、新管理人となったジム・ワトソンが運営する「2ch.net」と、創設者が新たに開設した「2ch.sc」の2つに分裂してしまったのです。

これによって、誹謗中傷記事が書き込まれた時の削除請求の方法が非常にややこしくなり問題となっているのです。

それぞれの2chの運営母体の違いは?

現在の2chの運営については、「2ch.net」はフィリピン法人RaceQeen,inc、「2ch.sc」はシンガポール法人PacketMonster inc.pte.ltdが行っています。

そもそも分裂しただけでもややこしいのに、それぞれの運営母体が海外法人であるという点が、さらに事態をややこしくさせています。

2chの削除請求が複雑化したその理由とは?

2ch.scが2ch.netの書き込みを完全にコピーしているため

そもそも2ch.netから分裂してできた2ch.scは、独自に掲示板を運営しているわけではなく、2ch.netに書き込まれた内容が自動的に2ch.scの掲示板にコピーされて反映するようになっています。

つまり、2ch.scに誹謗中傷する書き込みがあるということは、ほぼ間違いなく2ch.netの方にも同じ誹謗中傷記事が書き込まれている可能性が高いのです。

このように2ch.netと2ch.scは、良くも悪くも連動してしまっているため、誹謗中傷記事を削除するためには、それぞれの運営側に対して削除請求をしなければならないのです。

この二度手間のような作業が、非常に手間がかかる理由となっています。

情報発信者の特定は2ch.netでなければできない

このように2ch.scは、単に2ch.netの書き込みをコピーしているだけのため、仮に2ch.sc側に発信者情報の開示請求をしたとしても、そもそも発信者情報がないケースが殆どです。
そのため発信者情報を調べるためには、もともとの書き込みがされたであろう2ch.net側に開示請求をしなければならないのです。

なお、稀に2ch.scのみにオリジナルで書き込まれた記事については、2ch.sc側にログが残りますので、そのような場合は2ch.scに対して発信者情報の開示請求をすれば大丈夫です。

2ch.netと2ch.scの両方に書き込まれている場合は、2ch.netには「削除請求」と「情報発信者開示請求」を、2ch.scには「削除請求だけ」をする流れとなります。

どちらも海外法人

2ch.netも2ch.scもどちらも海外法人のため日本の裁判所で削除請求の仮処分申立てをしたとしても、それが実行されるまでには通常よりも長い時間がかかります。

ただ、どちらもネット上から削除申請の受付を行っていますので、まずはそちらから早い段階で申請してみると良いでしょう。

2chが2つあることを知らない弁護士がいる

2chの誹謗中傷被害の救済を複雑化してしまっているもう一つの原因、それは一部の弁護士による知識不足です。

そもそも2chが2つあるということは、ネット誹謗中傷を専門にしている弁護士でもない限り知らないことでしょう。仮に知っていたとしても、それぞれがどのように違うのかまでは知らないでしょう。

そのため、ネット誹謗中傷に不慣れな弁護士に間違って依頼してしまうと、2ch.netまたは2ch.scのどちらか一方のみにしか削除請求をせず、後から確認してネット上から書き込みが消えていないことを知ってはじめて他方の運営側に削除請求を出すこととなり、結果的に解決まで無駄に長い時間を使ってしまうことがあるのです。

2chの記事を早く的確に削除するためには、これら2ch.netと2ch.scの関係性をよく理解しているネット誹謗中傷に強い弁護士に依頼することが何より重要なのです。

なお、万が一2chの削除に時間がかかってしまうと、もう一つ次のような問題が新たに浮上してしまいます。

2ch誹謗中傷の二次被害、「ミラーサイト」と「まとめサイト」

2ch誹謗中傷においてもう一つ怖いのは、「ミラーサイト」と「まとめサイト」です。ミラーサイトとは、2ch.scのように2ch.netから自動的に書き込みをコピーしているサイトのことであり、まとめサイトとは、2chに書き込まれていた記事を抜粋してまとめたサイトのことです。

どちらのサイトも、2chの記事を基に生成されているため、2chの削除請求が遅れるとその間にどんどんこれらのサイトに書き込みが転載されてしまい、全てを削除することが困難になる可能性があります。

このような拡散被害を引き起こさないためには、2chに誹謗中傷する書き込みを見つけたら、できる限り早い段階でネット誹謗中傷に強い弁護士に相談することが何より重要だと言えるでしょう。

《参考》増え続ける誹謗中傷被害!弁護士に相談するメリットと、対策業者との違いとは?